まず、このロボが我がファミリーと出会う事になるまでに、色々な人々の大変な努力があったことに
感謝の気持ちを捧げたい。
いつでも里親募集
何かの良い物事が決まる「時」にはあっという間に決まっていく。
犬をもう1頭迎える多頭飼いにあたっては、先住犬との関係にかなりの気を使わなければならない。ましてや、先住犬がなかなかどうして、ポーリーみたいに公園で集まっている犬達の輪に蹴散らし割って入り、ドカっと腰を下ろしてその主人達に自分がかわいがってもらわないとふてくされるような、お姫様的性格の(繊細な!?)犬ならば特にだ。
もうひとつ心配だった事は、いずれやってくるだろうと思われる世代交代というやつで、犬達の間に「そのとき」が来た時には、主人もそれを受け入れなければ犬同士の関係に混乱が起きるという聞いた話。同性同士に多く見られるらしく、ハスキーとサモエド、グリーンランドドッグ等の血を受け継いだ雌の子犬をいただける話しも進んでいたが、悩みに悩んだ結果、犬種の違いと雌同士になるポーリーとの関係がどうしても引っかかり、丁重にお断りさせてもらった。なるべく争いを避けるようにするためには、次の迎える犬は同じ様な犬種で、雄にした方が良さそうなのではないかという結論に達したところで、子犬を迎えようとするという事からしばらくの間、遠ざかっていた。
そして、突然、新しい家族を迎える事になった。
東京のほうでレトリバーの血を受け継いだ子犬が生まれた情報を頂き、すぐにオヤジに車を借りて走らせた。もちろん、ポーリーも一緒である。運転しながら、必ず助手席のかみさんの膝の上に乗るポーリーの横顔をチラチラ見ながら、連れて帰ることになったらポーリーはなんて思うかなと、みんなで話しながら環七を北上した。
心良く出迎えてくれた里親の方の所にはたくさんの犬達がいた。日陰にはパピー達がゴロゴロしていた。
父「ホクト」ゴールデンレトリバーと母は小柄な「シーちゃん」の子供たちは5頭生まれていた。ポーリーのように黒毛と白模様の子供が3頭生まれて、うち1頭の女の子は偶然にも我が家から近くの家族に引き取られた。黒と茶色の縞模様がまざったの男の兄弟2頭が生まれていて、もう1頭はどこか海沿いの方にもらわれていったそうだ。
「ホクト」
「シーちゃん」
「兄弟姉妹」
直感で気になったのは縞模様が変わっていて、里親さんのところでは「タイガー」っと、呼ばれていた子犬だった。見るからに大きな4つ足で「この子犬は大きくなる」といっていた。そのタイガーを連れて帰ることにした。
子犬も決まってそろそろ帰ろうかなという時に、母親のシーちゃんがうちの家族ひとりずつに「この子をよろしく」とボディランゲージをしてきたことが印象的だった。
秋になる前の良くはれた暑い日のことだった。

「ロボが家にきた時」
家に来た頃、ロボはポーリーに冷たくされていた。そんなポーリーの態度に対して普段あまり怒らないカミサンが、真剣に叱った時から、ポーリーはロボに対しての態度が変わった。怒らなくなり、我慢するようになった。そのかわり最近じゃ、ポーリーはよく「いじけるイヌ」になった。それでも楽しく遊ぶし、いないと心配したりもするしで、良しとしよう。

" LOBO "
その昔、アメリカ大陸にて侵略者の白人ハンターたちに最後まで抵抗した
勇敢なオオカミの名前からいただいた。
*シートン動物記「オオカミ王ロボ」
Lobo=スペイン語でオオカミの意味
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